2020年7月31日金曜日

区切りの日 7月31日

今までに経験したことのない1学期が今日で終わりました。


朝からたくさんのセミの鳴き声が聞こえる夏らしい日でした。


本校の中庭にある木は背丈が低く,間近でセミを見ることができます。鳴いているのはほとんど「クマゼミ」のようです。昔は岡山でクマゼミが見られることは少なかったそうですが,今はクマゼミが大多数を占めるそうです。昨年,一昨年と夏休みの科学研究で研究した子の調査結果でも本学区内はクマゼミだらけだったようです。岡山でもクマゼミが多くみられるようになったのは地球温暖化が原因であると考えられています。

こんな写真も撮れました。




テレビを使っての終業式となりました。



たくさんの行事が中止や延期になり,教室で過ごす時間も短い1学期でした。


そんな中でも,鹿田っ子が頑張った様子を校長先生がたくさん紹介してくださいました。


校長先生や生活指導の藤村先生から「夏休みの過ごし方についての話」もありました。




1年B組では初めての通知表を一人ひとり,担任の三澤先生から受け取っていました。












今年から新規採用になった5年B組の深尾先生と4年B組の髙原先生の教室の黒板には子どもたちに向けたメッセージが書かれていました。2人にとっても初めての1学期でした。




新型コロナウイルス感染症の影響により,子どもたちにも保護者の皆様にもたくさんのお願いをしたり,ご負担をおかけしたりする1学期になりました。ご協力,本当にありがとうございました。


2学期にいきなり以前と同じようなスタートが切れることは考えにくいですが,その時の状況に応じた学校生活を送っていくしかないと思っています。


今後ともご協力をよろしくお願いいたします!




投稿 職員室 松村

2020年7月30日木曜日

あと1日。 7月30日

いろいろなことがあった1学期も残すところ明日のみになりました。


運動場の工事も重機が入って,本格的に始まっています。









終業式前の最後の1日。各クラスで様々な様子が見られました。いくつかのクラスをご紹介します。




教室や廊下,靴箱の大掃除に励む1年A組のみなさん。

4年A組ではお楽しみ会が開催されていました。

5年B組では,今年度から始まった「キャリアパスポート」 (児童生徒が,小学校から高等学校までのキャリア教育に関わる諸活動について,特別活動の学級活動及びホームルーム活動を中心として,自らの学習状況やキャリア形成を見通したり振り返ったりしながら,自身の変容や成長を自己評価できるように,工夫されたポートフォリオのこと。) の1学期の振り返りを書いていました。

最後まで集中力を切らすことなく黙々と学習に散り組む6年A組のみなさん。






明日で1学期が終わり。と同時に7月も終わります。


梅雨も明けたようで,本格的な夏が到来しました。(明けた途端の激しい夕立にびっくりしていますが・・・。)




4日間に渡る個人懇談も終わりました。ご来校いただきありがとうございました。お話しさせていただいた内容を今後の学校教育活動の中で生かさせていただきます。今後ともご協力よろしくお願いいたします。


明日は終業式です。例年のように体育館にみんなで集まったり,そろって校歌を歌ったりすることはできませんが,次に向けての区切りの一日にしたいと思います。


投稿 職員室 松村

2020年7月28日火曜日

正しく恐れる 7月28日

養護教諭の大智先生が5年A組で授業をしてくださいました。


今日のめあては「新型コロナウイルス感染症を正しく恐れよう」です。


日本赤十字社から示されている「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!」を基にして,それぞれについて子どもたちに知っていることや実践していることを聞きながら授業を進めてくださいました。




①新型コロナウイルス病気そのものについて
②新型コロナウイルス感染拡大がもたらす「不安・イライラ・恐れ」について
③新型コロナウイルス感染拡大がもたらす「他者攻撃・差別・偏見」について








それぞれについての間違った知識や考え方が最終的に人を傷つけてしまう可能性があることにも気付くことができました。


自分たちにできることを確実に行うこと,心の健康を保つことを忘れずに「新型コロナウイルスを正しく恐れる」ことができるようになろうと改めて決心できた子が多かったようです。


岡山市でも感染者が増えつつある状況です。子どもたちが夏休み中にも健康で過ごせるために学校からも「夏季休業中における児童生徒の健康管理等について」というお願いの手紙を出させていただこうと思っています。私たち大人ももちろん「正しい恐れ方」ができるように,子どもたちのお手本になれるようにしたいと思える授業でした。


投稿 職員室 松村



2020年7月22日水曜日

夏休みが迫ってきました。 7月22日

今週は暑い毎日が続きました。教室にエアコンがあることが本当にありがたく思います。


今週から運動場の工事が始まりました。運動場の勾配の調整と治水のための工事だそうです。



測量されて等間隔に木が打たれています。

運動場の周りがコーンで覆われてしまいました。


工事は9月初旬までかかるそうです。そのため,今週から業間時間や昼休みに運動場で遊ぶことはできなくなってしまいました。




そんな中,金管合奏団のみんなが1~3年生に向けてミニコンサートを開いてくれました。できるだけ密にならないように,人数を制限して,回数を増やしての開催でした。


曲は以前から練習していたスピッツの「空も飛べるはず」と嵐の「GUTS!」です。


音合わせをしているときに普段は行けない舞台の裏側に回ってみました。


金管合奏団のみんなのすてきな演奏に1~3年生のみんなは聞き入り,終わった後には大きな拍手が起こりました。





来週は3時間授業後,11:30頃の下校となります。夏休みまであと一週間。短時間の生活ですが,子どもたちにとってすてきな一週間になればいいなと思っています。



午後は個人懇談があります。

暑い中ですが,できるだけ教室を冷やしてお待ちしております。お気をつけてお越しください。

投稿 職員室 松村


2020年7月21日火曜日

虹の向こうへ☆ 7月21日(火)

今日は朝から,空模様が不思議な感じでした・・・。


4年生の児童といっしょに,外へ理科の観察に出ましたが,暑すぎて早々に切り上げました。


夕方,消毒に向かう渡り廊下から・・・・!!!


しかも, ダブルレインボーです!


美しい鹿田小の校舎にかかる懸け橋・・・☆彡


1学期もあとわずか・・・
鹿田っ子のみなさんが,暑さに負けず,元気に登校してほしいと願ったひと時でした。


投稿者 教頭 西村




 
 

2020年7月16日木曜日

1週間ぶりの・・・ 7月16日

1週間ぶりに晴れ間の多い一日となりました。


夏の日差しが近づきつつあり,各学年で育てている中庭の植物も元気に育っています。校内の木からは蝉の声も聞こえてきました。


色とりどりの花を咲かせつつあるアサガオ

赤く色づき始めているミニトマト

収穫も始まったナスやキュウリなどの夏野菜

太陽に向かって咲くヒマワリ

大きく育って花も咲いたホウセンカ

気温が上がるにつれてよく成長するようになったヘチマ

収穫も間近のジャガイモ

花壇からはみ出るほどの葉が生い茂ったサツマイモ








昼休みには多くの子が元気に校舎を飛び出し,運動場で遊ぶ様子が見られました。








栽培委員会の子たちも久しぶりに水やりや花の手入れができたようです。












熱中症対策の一環として,今日から運動場から校舎に入るときにミストシャワーが登場しました。









遊んだ後の火照った体にかかるミストシャワーは,とても気持ちよかったようです。




新型コロナウイルス対策にも熱中症対策にも気をつけて夏休みまでの残り期間を過ごしていきたいと思います。


投稿 職員室 松村

2020年7月14日火曜日

植物のからだのはたらき 7月14日

6年生の理科では「植物のからだのはたらき」を学習しています。


今まで当たり前に行ってきた「水やり」。与えた水がどのように植物のからだに取り込まれていくのか。色つきの水を植物の根から吸わせることによって,植物のからだ全体に行きわたっていることが実感できました。



抜いてしばらく経ったホウセンカはしおれて,元気がない状態です。
赤い切り花染色液につけると・・・
見事に元気を取り戻し,さらに赤色の水がからだ全体まで行きわたり,
ホウセンカ全体が赤く染まりました。




からだ全体に行きわたった水は空気中に水蒸気となって出ても行きます。


水蒸気が出ていく穴(気孔)を顕微鏡で見れるようにしました。




植物の葉に日光が当たるとでんぷんができる(植物は成長に必要な養分を自分で作り出せる)ことも学習しました。





まずは一人ひとりが「たたき染め」で葉にでんぷんがあるかどうかを調べました。
その後,日光を当てた葉と当てていない葉を比べてみると・・・
見事に日光を当てていない葉にはでんぷんができていませんでした。

エタノールを使って葉を脱色できる方法も演示したところ,多くの子が白くなった葉に感動してくれました。

左側が脱色する前のホウセンカの葉,右側が脱色した後のホウセンカの葉です。

脱色した葉をヨウ素液に浸しました。曇りや雨の日が続き,なかなかたくさん日光を浴びた葉ではありませんでしたが,でんぷんができている様子がわかりました。
新型コロナウイルスの影響があり,なかなか例年のように理科の実験ができない状況でした。やはり実験をすることによって子どもたちが喜び,実感を伴った理解をしてくれる様子が見られると私たち教員も嬉しいです。

吸い上げる水の色付けに使ったのは「切り花染色液」で,手に入るものです。また,たたき染めは100円均一ショップで売っている道具や薬局で売っている安全な薬品を使って家庭でできることも伝えています。夏休み等,機会があればお子様と一緒にぜひ体験してみてください!

投稿:職員室 松村