明日,9日から本年度のプール指導が始まります。
コロナ禍での実施に向けて,水泳担当の西田先生や体育主任の今田先生,体育部の先生たちを中心に「どうすれば子どもたちにとって安全で,有意義なプールの授業にすることができるか。」を全職員で考えました。
プールでの動線,身体的距離の確保,運動量の確保など…たくさんのことが今まで行っていたプール指導とは異なることとなりました。
密を避けるために,今年度は1時間に1クラスでの授業とします。子どもたちがプールサイドで身体的距離を意識できるように,ペンキでポイントを打ちました。
工夫してコースロープも作りました。縦の25mレーンを使わず,より多くの児童が運動量を確保できるように,今年はプールを横向きに使うことにしました。
先生たちが知恵を出し合い,工夫を重ねて見事にコースロープが完成しました。これなら一度に8人の子どもたちが泳ぐことができます。
水泳指導の大きな目的は,いざという時に自分の身を守るための手段を身に付けることです。昨年度は実施されなかったため,3・4年生にとっては初めての大プール,1・2年生にとっては初めてのプールでの授業です。多くの子どもたちがまずは水の中での感覚をつかんだり,取り戻したりすることから始まると思います。
明日からのプール指導,私たち教員も新型コロナウイルス感染拡大防止対策に,より高い意識をもって臨みたいと思っています。
投稿 職員室 松村