2022年2月28日月曜日

できることを考える 2月25日

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から様々な活動が制限されています。学年やクラスをまたいだ活動にも制限をかけざるを得ない状況です。


その観点からクラブ活動や委員会活動も例年のようにできているわけではありません。


例えば,お昼の放送。放送委員会の子どもたちが給食時間に放送室に集まって放送を行っていました。しかし今はそれができません。それでも子どもたちが委員会の仕事をしたいという気持ちを受けて,事前に業間時間に録音し,それを流すようにしています。


そのような中でも各委員会での企画が行われています。給食時間に少人数で放送室にやってきてChromebookを使って作成したプレゼンテーションです。




生活委員会では身だしなみに関しての啓発動画やクイズを作成しました。



栽培委員会では花の名前クイズを作成しました。


どちらも私たちの想像を超える完成度でした。必要な画像を引用したり,バランスよく画像を配置したり,効果的にアニメーションを使ったり。また,企画を行うために「Googleフォーム」というアプリを使って,アンケートを作成して依頼したり…。


子どもたちもこの状況でもできることを考えて臨機応変に活動していることが素敵だなと思います。状況に合わせてしなやかに対応できる力をこのまま伸ばし続けてほしいと思います。


さらにお話ボランティアの方々からもサプライズが!図書館での読み聞かせができないため,給食時間の短時間でも聞くことのできる朗読データを提供してくださいました。昨日と今日と給食時間に流してみたのですが,引き込まれていくようなとても上手な語り口で子どもたちにとても好評です!


ありがたい限りです。


できない状況を嘆くばかりではなく,「何ができるか」「どうやったらできるか。」を考えるように意識を変えていくことはコロナ禍が収まった時にもきっと役に立つ姿勢となると思います。


投稿 職員室 松村

2022年2月23日水曜日

新しいステージに向けて 2月22日

桑田中学校生徒会のみなさんによる「桑田中学校生徒会と鹿田小6年生とのリモート交流会」が行われました。




例年なら実際に生徒会のみなさんが来校して行われるのですが,現在の状況を鑑みてChromebookの機能「Meet」を使って行われました。


生徒会のみなさんからの説明や桑田中学校クイズ,質問コーナー等で交流しました。昨年度は生徒会のみなさんが作成した映像を視聴するだけの単方向のものでしたが,今年は双方向でのやり取りをすることができました。リモートアプリの利点を子どもたちも実感できたと思います。


終わった後に感想を聞いてみると,

「中学校生活が楽しみになった。」「不安だった部分が解消された。」等,笑顔で答える子たちばかりでした。


学校生活が大きく変わるこれからの時期に起こる子どもたちの不安等を「中1ギャップ」と表現することがあります。もちろん,期待や不安が入り混じる気持ちを経験することも1つのよい機会となる場合もありますが,こうして身近な先輩たちが体験や経験を伝えてくれることで不安が和らぎます。桑田中学校以外に進学する子たちも,中学校生活のイメージがもてたようです。桑田中学校生徒会の皆様,生徒会担当の岸本先生に感謝です。


6年生は卒業まであと17日。新しいステージに向けて,充実した残りの日々が過ごせるよう,私たち教職員も残りの日々をしっかりとサポートしたいと思います!

投稿 職員室 松村

2022年2月17日木曜日

制限が続く毎日でも。 2月17日

2年生全クラスで,校長先生による「九九チャレンジ」が行われています。

今日がその日である2年D組の子どもたちは朝から校長先生が来るのを楽しみにしていました。

今日の予定が書かれているホワイトボードに自分たちで校長先生による九九チャレンジを嬉しそうに書き足していました。




業間休みと昼休みに分かれて行われていました。

校長先生が九九カードをめくりながら,一人一人ていねいに聞いてくださります。





子どもたちからは「全部合格できた!」「校長先生に聞いてもらうのは緊張する。でも嬉しい。」などの声が聞かれました。この後,全部合格した子どもたちには校長先生から「九九マスター賞が贈られます。



900人を超える規模の本校では校長先生とこんなにも身近で接したり,声をかけてもらったりする機会はそう多くはないと思います。

そんな中でも「くつそろえ」「あいさつリーダー」や「給食完食チャレンジ」「自主学習表彰」「九九チャレンジ」等,校長先生に褒めてもらえることを楽しみに多くの子たちががんばっています。達成されたカード等を持って嬉しそうに職員室を訪ねてきます。






鹿田っ子はみんな制限がある生活の中でも,素敵に毎日を過ごしています!


活動が制限される中でも,なんとか子どもたちのがんばりを見付けたり褒めてあげたりすることができればいいなと思います。今の学年で,今のクラスの友達と過ごすのも残り約1か月。

できないことが多い1年でしたが,1つでも多く子どもたちががんばってきた証が残せるように鹿田小教職員みんなで応援したいと思っています。

投稿 職員室 松村