2021年6月28日月曜日

トーチが鹿田にやってきた! 6月28日

 先日,岡山市内で行われた「オリンピック聖火のトーチキス」に参加された名木田様が来校されました。



本校の保護者の方がこの企画にご尽力くださり,実現しました。


名木田様が,聖火リレーに応募したきっかけや,鹿田小学校の児童へのメッセージを放送朝会でお話ししてくださいました。


そしてなんと,ご厚意により本物の「トーチ」を1週間貸してくださることになりました!





トーチは早速,1年A組の教室へ。担任の和田先生が一人一人が近くで見えるように持って回りました。この後,1週間かけて各クラスを回っていきます。


それに合わせて,先日,岡山市役所にも展示されていた「聖火トーチを持って走る自分の絵」も北棟2階の廊下に掲示されました。






名木田様はさらに,当日着たユニフォームや記念タオルも展示用に貸してくださっています。

もちろん,子どもたちも興味津々でした。


また1つ,2度と経験できないかもしれないことを子どもたちが経験することができました。快くお話ししてくださったり,貴重なものを貸してくださったりした名木田様に感謝です。そして,名木田様と鹿田小学校をつなげてくださった保護者様にも感謝です。


名木田様が子どもたちに伝えてくださったメッセージに,個人的にとても共感できました。名木田様のお話や子どもたちへのメッセージは後日校長先生が発行してくださる「鹿田小だより」に掲載されますので,ぜひご覧ください!


投稿 職員室 松村

2021年6月11日金曜日

子どもたちはすごい! 6月10日

 プールが始まって2日目。好天に恵まれて,梅雨時期とは思えないほど気持ちのよいプールの授業が行われています。今年は1クラスだけでのプールの授業のため,監視体制が手薄になります。そこで,私たち職員室で仕事をしている教員が交代でプールに行くことにしています。


7日の放送朝会で,校長先生から「今年のプールの授業について」のお話がありました。マスクを外さざるを得ないので,とにかく声を出さずに行うことが1番難しい課題だと私たち教員は思っていました。特に,プール前後に浴びるシャワーが心配でした。




が,しかしその不安は杞憂でした!

どの学年の子どもたちも見事に無言でシャワーを浴びています!


さらに,授業中も聞こえてくるのは先生の声だけ。




感心を飛び越えて感動しました。


今日,一緒に参加させてもらった5年C組では,声が出せない,友達を触ることもしづらい状況を考え,気付いていなかった友達に次の動きを伝えるために,手をたたいて友達の気を引き,ジェスチャーで合図を送るという,こんな状況の中でも相手を思いやる素敵な光景も見られました。


鹿田小の子どもたちは本当にすごいです!
投稿 職員室 松村

2021年6月8日火曜日

先生たちの知恵と工夫 6月8日

明日,9日から本年度のプール指導が始まります。

コロナ禍での実施に向けて,水泳担当の西田先生や体育主任の今田先生,体育部の先生たちを中心に「どうすれば子どもたちにとって安全で,有意義なプールの授業にすることができるか。」を全職員で考えました。

プールでの動線,身体的距離の確保,運動量の確保など…たくさんのことが今まで行っていたプール指導とは異なることとなりました。




密を避けるために,今年度は1時間に1クラスでの授業とします。子どもたちがプールサイドで身体的距離を意識できるように,ペンキでポイントを打ちました。




本校のプールは日陰が少ないので,テントの屋根を風の影響を受けにくい寒冷紗にして日陰を作り出しました。


形が特徴的で,距離の意識がもちにくかった小プールの底に西田先生と今田先生がペンキでラインを引きました。


工夫してコースロープも作りました。縦の25mレーンを使わず,より多くの児童が運動量を確保できるように,今年はプールを横向きに使うことにしました。

先生たちが知恵を出し合い,工夫を重ねて見事にコースロープが完成しました。これなら一度に8人の子どもたちが泳ぐことができます。


水泳指導の大きな目的は,いざという時に自分の身を守るための手段を身に付けることです。昨年度は実施されなかったため,3・4年生にとっては初めての大プール,1・2年生にとっては初めてのプールでの授業です。多くの子どもたちがまずは水の中での感覚をつかんだり,取り戻したりすることから始まると思います。

明日からのプール指導,私たち教員も新型コロナウイルス感染拡大防止対策に,より高い意識をもって臨みたいと思っています。

投稿 職員室 松村

2021年6月7日月曜日

Chromebookを使って③ 6月7日

 6年生は総合的な学習の中で,「岡山歴史探検」に取り組んでいます。

自分たちが住む岡山県の歴史について,自分が興味をもったことを中心に調べてリーフレットにまとめていきます。



Chromebookが導入されたため,昨年までパソコンルームを各学年,クラスで調整しながら使っていたのですが,今年度からはそれぞれの教室でできるようになりました。




岡山城だったり,後楽園だったり,岡山特産の果物の歴史だったり…。インターネットで情報を検索して選択し,必要な情報を収集していきます。




さすが6年生。早くもChromebookを使いこなしています。慣れた手つきのタイピングでキーワードをつないで自分の希望する資料を見つけたり,タブレットモードに切り替えて手書きや画面タッチで操作したり。集中して黙々と取り組んでいます。

きっと一人一人が素敵なリーフレットを仕上げることと思います。


インターネット上にあふれている情報をいかにうまく活用するか。これからの子どもたちに必要とされる力になります。パソコン,スマホ,タブレット…デジタル機器に「使われる」人になるのではなく,デジタル機器をきちんと「使うことのできる」人になってほしいです。

投稿 職員室 松村

2021年6月1日火曜日

Chromebookを使って② 6月1日

2年B組の教室で,Chromebookを使っての授業が行われていました。





今日は担任の岡松先生と藤村先生指導のもと,GoogleMeetを使った「同時双方向型オンライン」についての学習でした。

「同時双方向型オンライン」をとは俗に言う,「オンライン授業」の形となることです。

一人一人が藤村先生が作った「オンライン上の教室」に参加し,ビデオ通話状態で授業が進んでいきました。




アルファベットやローマ字を習っていない2年生にとっては,キーボードの使い方に慣れるのにも時間が必要です。藤村先生が作ったキーボードの使い方の表記を柏野先生が2年生にもわかりやすい言葉で改良したものも廊下に掲示されています。


先日,藤村先生が別のクラスで授業をした時,「終了するときは赤色の受話器のマークを押しましょう。」と声をかけたところ,子どもたちの反応が


「先生,受話器って何??」


藤村先生が予想しなかった答えが返ってきたそうです。確かに,最近は子どもたちが受話器を見る機会もめっきり減ってしまいましたし,それを使って電話をする機会もなかなかないかもしれません。


自分の経験や感覚などだけで話をするのではなく,子どもたちを取り巻く環境にも意識を向けて,子どもたちにわかりやすい言葉や表現を選ぶことの大切さを感じました。



今日の授業で,2年B組の教室の黒板にしっかりと「受話器」の絵が描いてあったあたり,さすが藤村先生。先日気になった部分をすぐに改善していました!


投稿 職員室 松村