2021年6月8日火曜日

先生たちの知恵と工夫 6月8日

明日,9日から本年度のプール指導が始まります。

コロナ禍での実施に向けて,水泳担当の西田先生や体育主任の今田先生,体育部の先生たちを中心に「どうすれば子どもたちにとって安全で,有意義なプールの授業にすることができるか。」を全職員で考えました。

プールでの動線,身体的距離の確保,運動量の確保など…たくさんのことが今まで行っていたプール指導とは異なることとなりました。




密を避けるために,今年度は1時間に1クラスでの授業とします。子どもたちがプールサイドで身体的距離を意識できるように,ペンキでポイントを打ちました。




本校のプールは日陰が少ないので,テントの屋根を風の影響を受けにくい寒冷紗にして日陰を作り出しました。


形が特徴的で,距離の意識がもちにくかった小プールの底に西田先生と今田先生がペンキでラインを引きました。


工夫してコースロープも作りました。縦の25mレーンを使わず,より多くの児童が運動量を確保できるように,今年はプールを横向きに使うことにしました。

先生たちが知恵を出し合い,工夫を重ねて見事にコースロープが完成しました。これなら一度に8人の子どもたちが泳ぐことができます。


水泳指導の大きな目的は,いざという時に自分の身を守るための手段を身に付けることです。昨年度は実施されなかったため,3・4年生にとっては初めての大プール,1・2年生にとっては初めてのプールでの授業です。多くの子どもたちがまずは水の中での感覚をつかんだり,取り戻したりすることから始まると思います。

明日からのプール指導,私たち教員も新型コロナウイルス感染拡大防止対策に,より高い意識をもって臨みたいと思っています。

投稿 職員室 松村